- 読み方 : はっしゅけいさん
- 英語名 : Hash
ハッシュ計算とは、元データの長さに関係なく、データを一定の長さ(128bit)に要約する関数のことです。
要約したデータの値は、「メッセージダイジェスト」と呼ばれます。
ハッシュ計算には、以下のような特徴があるため、通信途中でのデータ改ざんチェックに利用されています。
- 要約前のデータが一部でも変わるとメッセージダイジェストの値も変化する。
- メッセージダイジェストから要約前のデータを求めることはできない。
ハッシュ計算は、SSLサーバ証明書の電子署名でも利用されています。
なお、ハッシュ計算による要約前のデータは、メッセージと呼ばれます。