SSLサーバ証明書とは、ウェブサーバの身分証明書です。
ウェブサイトを運営している企業や組織が、本当に存在し、信頼できると確認できたウェブサーバに対して発行されます。
SSLサーバ証明書を申請すると、認証局は、申請企業や組織が、その企業・組織の名称とウェブサーバを運営する権利を所有していることを確認します。その結果、信頼できると判断された場合のみ、SSLサーバ証明書が発行される仕組みになっています。
SSLサーバ証明書は、以下のようにブラウザから確認できます。運転免許証などの身分証明書でも同じですが、発行先の名称・発行者の名称・有効期間などが確認できます。
- 発行先 ： SSLサーバ証明書によって保証されるウェブサーバ名（URL）
- 発行者 ： ウェブサーバを保証し、SSLサーバ証明書を発行した機関名
- 有効期間 ： SSLサーバ証明書によってウェブサーバが保証される期間
- O = ： ウェブサーバの運営主体名（URL or 企業/組織名）
ウェブサーバ運営者とドメイン所有者が、一致することで発行されるSSLサーバ証明書（ドメイン認証SSLサーバ証明書）の場合、ウェブサーバの運営主体名としてURLが表示されます。
ウェブサーバ運営者の実在性まで確認したうえで、発行されるSSLサーバ証明書（組織認証SSLサーバ証明書）の場合、ウェブサーバの運営主体名として企業/組織名が表示されます。
