SSL証明書のインストール手順 IIS5.0 IIS6.0 更新

必ずお読みください
以下の記載内容によって生じた結果の影響について、弊社では一切の責任を負いかねますこと予めご了承ください。
記載内容は、一般的な構成を想定しています。お客様のシステム環境や構成、設定状況などにより、手順や画面表示が変わることがあります。アプリケーション及びツールごとの仕様及び設定手順等のご不明な点は、製品のマニュアルをお読みいただくか、開発元及び、レンタルサーバ会社にご確認ください。サーバの管理パネルから簡単にインストールできる場合もあります。

インストール後、必ず、認証局のインストールチェックサイトで、チェックを行ってください。
更新申請作業用仮想サイトにSSL証明書をインストールします。
  1. SSL証明書ファイルを保存します。
    SSL証明書は、メールで届きます。
    —–BEGIN CERTIFICATE—– から —–END CERTIFICATE—– までをテキストエディタに貼り付け、証明書ファイルとして任意のファイル名で保存します。
    • 証明書ファイル名の例
      2008cert.txt
  2. Microsoft IIS 6.0を起動します。
    [管理ツール]→[インターネットインフォメーションサービス(IIS)マネージャ]をクリックします。
  3. 更新申請用のCSRを生成した仮想サイト名にカーソルを合わせ、メニューバーより「操作]→「プロパティ]をクリックします。[(サイト名)のプロパティ]が表示されます。
  4. [ディレクトリセキュリティ]タブをクリックし、[サーバ証明書]をクリックします。
  5. Webサーバ証明書ウィザードが表示されます。
    [次へ]をクリックします。
  6. 処理方法を選択する画面が表示されます。
    「保留中の要求を処理し、証明書をインストールする」をクリックし、[次へ]をクリックします。
  7. 応答ファイルのパスを指定する画面が表示されます。保存しておいた証明書ファイルを指定します。
    [次へ]をクリックします。
  8. SSLポート番号を指定する画面が表示されます。
    SSLポート番号を環境に合わせて指定し、[次へ]をクリックします(標準:443)。
  9. 指定した情報の概要が表示されます。
    内容を確認し、問題なければ[次へ]をクリックします。
  10. ウィザードの完了画面が表示されます。
    [完了]をクリックします。
更新対象のSSL証明書と、更新取得したSSL証明書を入替えます。

更新作業用仮想サイトにインストールした新しいSSL証明書と、稼動中のサイトに設定されている更新対象のSSL証明書とを入れ替えます。

  1. 更新対象のSSL証明書が設定されている運営中のサイト名を選択し、メニューバーより「操作]→「プロパティ]をクリックします。
  2. [ディレクトリセキュリティ]タブをクリックし、[サーバ証明書]をクリックします。
  3. サーバ証明書ウィザードが表示されます。[次へ]をクリックします。
  4. 処理方法の選択画面が表示されます。「現在の証明書を置き換える」をクリックし、[次へ]をクリックします。
  5. 証明書を選択する画面が表示されます。
    更新取得のSSL証明書を選択し、[次へ]をクリックします。
    (有効期限の表示などで判別します)
  6. 選択した証明書情報の概要が表示されます。
    内容を確認し、問題なければ[次へ]をクリックします。
  7. ウィザードの完了画面が表示されます。
    [完了]をクリックします。
キーペア(秘密鍵と証明書)のバックアップ

ハードウェア障害などに備え、キーペア(秘密鍵 と 証明書)ファイルをバックアップ(エクスポート)しておきます。

  • サーバをリプレイスする場合などには、キーペアファイルを新しい環境にインポートすることで移行して利用できます。
  • キーペアファイルを紛失した場合、取得したSSL証明書を利用できません。確実にバックアップを取ってください。
  1. SSL証明書をインストールしたサイト名にカーソルを合わせ、メニューバーより[操作]→[プロパティ]をクリックします。
    [(サイト名)のプロパティ]が表示されます。
  2. [ディレクトリセキュリティ]タブをクリックし、[証明書の表示]をクリックします。
  3. [証明書]画面が表示されます。
    [詳細]タブをクリックし、[ファイルにコピー]ボタンをクリックします。
  4. [証明書のエクスポートウィザード]が表示されます。[次へ]をクリックします。
  5. 秘密キーのエクスポート方法の選択画面が表示されます。
    「はい、秘密キーをエクスポートします」をクリックし、[次へ]をクリックします。
  6. ファイルの形式を選択する画面が表示されます。
    「証明のパスにある証明書を可能であればすべて含む」のチェックボックスをオンにし、[次へ]をクリックします。
  7. エクスポートするキーペアを保護するためのパスワード入力画面が表示されます。
    任意のパスワードを入力(2回)し、[次へ]をクリックします。
    ここで入力するパスワードは、絶対に忘れないように大切に管理してください。
  8. ファイル名を入力する画面が表示されます。
    わかりやすいファイル名(拡張子は *.pfx になります)を指定し、[次へ]をクリックします。
  9. ウィザードの完了画面が表示されます。
    [完了]をクリックします。
  10. 「正しくエクスポートされました」と表示されます。
    [OK]をクリックします。

    バックアップ(エクスポート)が完了すると、指定した場所、ファイル名で拡張子 (*.pfx) のキーペアファイルが保存されます。
    キーペアファイルには、セキュリティ上最も大切な秘密鍵の情報が含まれています。
    必ずバックアップを取り、厳重に管理をしてください。
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